弊社は、機械設備評価という専門領域に特化し、専門性を追求することを通して、お客様から信頼されるプロフェッショナルファームを目指します。
具体的には、機械設備の価値評価を専業としない他の評価会社や外資系の総合資産評価会社では実現できない下記のような方針を採用することで、
独立した第三者評価機関として、公正かつ客観的で、お客様に満足いただける評価サービスを提供して参ります。
①豊富な経験に裏付けされた、質の高い評価サービスを提供する
我が国においては、不動産評価の専門家(不動産鑑定士)の数は多いのに対し、機械設備評価の専門家は極めて少ない現状にあります。弊社は、機械設備の価値評価分野において、世界的に認知されている米国鑑定人協会の認定上級資格を、我が国で最も早く取得したメンバーで構成されているため、監査法人様との質疑に係る
経験も豊富です。また、当該資格を米国で取得しているため、機械設備の価値評価に関する国際的な専門用語を用いて、海外の監査法人様とのやり取りも十分な実
績がございます。5年で10,000時間以上もの実務経験が必要とされる認定上級資格者の数は、我が国では未だ少ない状況にありますので、弊社は、お客様にご安心
いただける、質の高い評価サービスを提供できるものと自負しております。もちろん、継続的に専門性を高めるため研鑽を重ね、最新の評価手法や業界知識を取り
入れ、品質すなわち高い説得力を有する評価レベルの維持・向上に努めて参ります。
注)上述の米国鑑定人協会の認定上級資格(ASA)は同協会の一般の認定資格(AM)と比べ、実務経験年数の要件が厳格でございます。また、弊社メンバーは同協会の資格を米国で取得し、すべて
のプログラムを英語でクリアしていることから、クロスボーダー案件に対する英語での評価報告書の作成能力、海外の評価人との連携、海外の監査法人との折衝においても優位性がございます。
② お客様のご要望に合わせ、迅速かつフレキシブルな対応を取る
機械設備評価分野におけるメインプレーヤーである外資系の評価会社は、フィー体系やサービス内容などが硬直的なケースが多く、また結果として、フィー水準も高
くなりがちでございます。弊社は、日本の独立系評価会社であるため、外資系のブランド利用に対するロイヤルティもなく、かつ弊社独自の判断で、お客様へのサー
ビス内容をフレキシブルに設計することができます。
③ 機械設備・装置の評価に本来求められる、業界特有の「目利き力」「市場参加者」の視点を強化する
専業ではない評価人(財務・金融や不動産鑑定バックグラウンドの評価人)は評価手法や財務会計に係る一定のスキルはあるものの、メーカーやエンジニアリング会社
などでの実務経験がない為、機械設備の素養がないケースがほとんどです。機械設備の価値評価は帳簿価額の算定とは全く異なる領域であるため、評価テクニックに
加えて、対象となる設備の技術動向や製造プロセスなどエンジニアリングに関する要素を十分に理解した上で、評価に反映させることが本来重要であるものの、これら
の評価人は工場管理者やエンジニアと重要なコミュニケーションができておらず、機械設備のもつ本来の特性や工場オペレーションという観点で専門性に欠いている
ケースが散見されます。弊社メンバーはエンジニアバックグラウンドを有するとともに、各種業界のエンジニアや中古業者とのネットワーク構築を強化することで、
価値を決定づけるうえで本来は欠かせない、業界特有の「目利き力」あるいは「市場参加者」の視点を強化して参ります。